【最大ゆ党 維新躍進のカラクリ】#5
吉村府知事、松井市長のコロナに対する初動対応のお粗末さを見るに見かねた橋下徹氏が、在阪テレビ局の情報番組への出演を再開し、頼りないツートップへの猛烈な援護射撃を始めたことはすでに触れた。この時、橋下氏はお得意のツイッターで自己批判とも開き直りともとれる発信(2020年4月3日)をすることからはじめたのだった。
吉村知事を「イケメンやし、頭もええわ!」とアイドル扱い コロナ失政の実態はかき消された
■橋下徹氏の「自己批判」でウヤムヤ
〈僕が今更言うのもおかしいところですが、大阪府知事時代、大阪市長時代に徹底的な改革を断行し、有事の今、現場を疲弊させているところがあると思います。保健所、府立市立病院など。そこは、お手数をおかけしますが見直しをよろしくお願いします〉
〈平時のときの改革の方向性は間違っていたとは思っていません。ただし、有事の際の切り替えプランを用意していなかったことは考えが足りませんでした〉
すでに触れたように昨年11月の段階で、大阪府の100万人当たりのコロナ死者数は全国平均の2.4倍、大阪市にいたっては3.3倍という異常な事態となっている。この原因が橋下氏も認めざるを得ないように、彼らの「徹底的な改革」の断行による医療体制の脆弱化と医療崩壊にあったことは火を見るよりも明らかだ。「考えが足りませんでした」ですむ話ではない。人の命にかかわる問題なのである。
維新府政、維新市政のもとでの10年余り、大阪府下の医療機関では徹底的なリストラの嵐が吹き荒れた。「官から民へ」のスローガンのもと、赤字の施設は廃止され、黒字の施設は民間へと移管。住吉市民病院の廃止、府立健康科学センターの廃止、府立公衆衛生研究所と市立環境科学研究所の統合縮小、府立病院の予算の大幅削減、千里救命救急センターや大阪赤十字病院への補助金の廃止等々。まさに枚挙にいとまなしだ。
その結果、コロナ患者の受け入れの先頭に立つべき公務員の医師・看護師などの病院職員数は、2007年の8785人から2019年の4360人へと50.4%も削減(全国平均は6.2%減)され、保健所などの衛生行政職員も2007年の1万2232人から2019年の9278人へと4分の3に減らされた(以上、国公労連・井上伸氏の調査)。そこにコロナ禍が襲ってきたのである。
維新の新自由主義的「改革」なるものが、大阪の街に何をもたらしたのか。維新によって、人の命がいかにないがしろにされてきたのか。これらは決して忘れてはならない厳然たる事実である。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1a2e1fafd993171749dd2771772ab04c2af7306
吉村府知事、松井市長のコロナに対する初動対応のお粗末さを見るに見かねた橋下徹氏が、在阪テレビ局の情報番組への出演を再開し、頼りないツートップへの猛烈な援護射撃を始めたことはすでに触れた。この時、橋下氏はお得意のツイッターで自己批判とも開き直りともとれる発信(2020年4月3日)をすることからはじめたのだった。
吉村知事を「イケメンやし、頭もええわ!」とアイドル扱い コロナ失政の実態はかき消された
■橋下徹氏の「自己批判」でウヤムヤ
〈僕が今更言うのもおかしいところですが、大阪府知事時代、大阪市長時代に徹底的な改革を断行し、有事の今、現場を疲弊させているところがあると思います。保健所、府立市立病院など。そこは、お手数をおかけしますが見直しをよろしくお願いします〉
〈平時のときの改革の方向性は間違っていたとは思っていません。ただし、有事の際の切り替えプランを用意していなかったことは考えが足りませんでした〉
すでに触れたように昨年11月の段階で、大阪府の100万人当たりのコロナ死者数は全国平均の2.4倍、大阪市にいたっては3.3倍という異常な事態となっている。この原因が橋下氏も認めざるを得ないように、彼らの「徹底的な改革」の断行による医療体制の脆弱化と医療崩壊にあったことは火を見るよりも明らかだ。「考えが足りませんでした」ですむ話ではない。人の命にかかわる問題なのである。
維新府政、維新市政のもとでの10年余り、大阪府下の医療機関では徹底的なリストラの嵐が吹き荒れた。「官から民へ」のスローガンのもと、赤字の施設は廃止され、黒字の施設は民間へと移管。住吉市民病院の廃止、府立健康科学センターの廃止、府立公衆衛生研究所と市立環境科学研究所の統合縮小、府立病院の予算の大幅削減、千里救命救急センターや大阪赤十字病院への補助金の廃止等々。まさに枚挙にいとまなしだ。
その結果、コロナ患者の受け入れの先頭に立つべき公務員の医師・看護師などの病院職員数は、2007年の8785人から2019年の4360人へと50.4%も削減(全国平均は6.2%減)され、保健所などの衛生行政職員も2007年の1万2232人から2019年の9278人へと4分の3に減らされた(以上、国公労連・井上伸氏の調査)。そこにコロナ禍が襲ってきたのである。
維新の新自由主義的「改革」なるものが、大阪の街に何をもたらしたのか。維新によって、人の命がいかにないがしろにされてきたのか。これらは決して忘れてはならない厳然たる事実である。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1a2e1fafd993171749dd2771772ab04c2af7306
引用元: ・https://swallow.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1646445768/
【【悲報】維新の「徹底的な改革」で病職員数は半減、保健所などの職員も4分の3に】の続きを読む