中日が17日、ナゴヤドームで全体練習を行った。18日からの広島3連戦（マツダ）を控え、投手陣は同ドーム駐車場でランメニューを消化。ブルペンでスタンバイすることが有力な、ドラフト1位・小笠原慎之介投手（18）も苦手なダッシュを繰り返した。

黄金ルーキーの表情は苦悶（くもん）にゆがみ、腹を突き出して走る様子はお世辞にもスマートとは言えない。報道陣がカメラを構えると、勝崎耕世チーフコンディショニングコーチ（50）が「投げる格好はいいんだけど、走るとカッコ悪いから撮らないでくれる？」と18歳をイジった。
すると、膝に手を置いて肩で息をしていた小笠原は、なぜか「このスタイルで撮って」と言わんばかりに、腰をくねらせ、頭を右手で支えるセクシー・ポーズ!?を披露した。

16日夜には名古屋市内の選手寮「昇竜館」で先輩たちと、テレ朝系「アメトーーク　高校野球大好き芸人SP」を鑑賞。各高校の応援テーマ曲を、昨夏の甲子園の映像で振り返るコーナーにクギづけになった。
自らが東海大相模のエースとして、決勝戦（対仙台育英）で決勝本塁打を打つシーン、最後の打者を右飛に打ち取って優勝を決めるシーンが放送されて鼻高々。
しかし「応援テーマ曲で流れが変わったシーン」として、3点リードの6回2死満塁で、1番打者にファウルで散々粘られた末に同点三塁打を浴びる場面が最後に放送されてガックリ。「持ち上げられて、持ち上げられて、落とされたッス。あの編集、面白かったですね」と笑っていた。




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