1: 名無しさん 2017/05/13(土)13:17:27 ID:zP7
敵地、東京ドームで迎えた日ハム戦
先発涌井がまさかの大量失点、打線も勢いを見せず惨敗だった
スタジアムに響くファンのため息、どこからか聞こえる「今年は100敗だな」の声
無言で帰り始める選手達の中、名将伊東勤は独りベンチで泣いていた
今までの監督人生で手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できる選手とフロント・・・
それを今のマリーンズで得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」伊東は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、伊東ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰って明日の打順を考えなくちゃな」伊東は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、伊東はふと気付いた
「あれ・・・?霧がかかっている・・・?」
ベンチから飛び出した伊東が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにマリーンズの応援歌が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする伊東の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「監督、初戦、絶対取りましょう!」声の方に振り返った伊東は目を疑った
「い・・・今江?」 「居眠りでもしてたんですか?」
「お・・・大村?」 「かってにサブローを引退させないで下さいよ」
「福浦・・・」 伊東は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:西岡 2番:今江 3番:福浦 4番:サブロー 5番:里崎 6番:フランコ 7番:ベニー 8番:李承燁 9番:渡辺正 P : 清水
暫時、唖然としていた伊東だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
選手を激励し、グラウンドへ送り出す伊東、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・
翌日、ベンチで冷たくなっている伊東が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った
先発涌井がまさかの大量失点、打線も勢いを見せず惨敗だった
スタジアムに響くファンのため息、どこからか聞こえる「今年は100敗だな」の声
無言で帰り始める選手達の中、名将伊東勤は独りベンチで泣いていた
今までの監督人生で手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できる選手とフロント・・・
それを今のマリーンズで得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」伊東は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、伊東ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰って明日の打順を考えなくちゃな」伊東は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、伊東はふと気付いた
「あれ・・・?霧がかかっている・・・?」
ベンチから飛び出した伊東が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにマリーンズの応援歌が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする伊東の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「監督、初戦、絶対取りましょう!」声の方に振り返った伊東は目を疑った
「い・・・今江?」 「居眠りでもしてたんですか?」
「お・・・大村?」 「かってにサブローを引退させないで下さいよ」
「福浦・・・」 伊東は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:西岡 2番:今江 3番:福浦 4番:サブロー 5番:里崎 6番:フランコ 7番:ベニー 8番:李承燁 9番:渡辺正 P : 清水
暫時、唖然としていた伊東だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
選手を激励し、グラウンドへ送り出す伊東、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・
翌日、ベンチで冷たくなっている伊東が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った
引用元: ・http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1494649047/
2: 名無しさん 2017/05/13(土)13:19:49 ID:xz1
兆二…
3: 名無しさん 2017/05/13(土)13:20:09 ID:T3L
がんばれがんばれ?
4: 名無しさん 2017/05/13(土)13:22:14 ID:Bix
考える打順があるのか
5: 名無しさん 2017/05/13(土)13:23:35 ID:BYo
内川が冷たくならない
-114514点
-114514点
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